かつての罪人たちへ

社長令嬢ナナは傍若無人な振る舞いで周りから煙たがられていた。ナナは弱者をいじめるのが趣味の性悪女だ。しかし、そんな中、父親の会社が倒産寸前となる。救えるのはベンチャー企業アドバンス１社だけだった。 社長である父親が直接アドバンスに救いを求めるも交渉は決裂。しかし、ナナはあきらめられなかった。自分がこれまでわがままを言えたのは父親が社長であったからだ。このままでは自分の人生が台無しになる。そう感じたナナはアドバンスへ単身乗り込み直談判を求める。 しかし、そこでナナを出迎えたアドバンスの若き社長は、かつて自分がいじめ抜いて退学に追い込んだ元同級生の神楽だった。 神楽はナナを許すのか。はたまた復讐の毒牙にかけるのか。ナナの運命は神楽が握る。

ナナ